「建築窓ガラス用フィルム」JIS規格

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JIS A5759について!

この規格は、主として建築物の窓・出入口などに用いられる無機ガラスを対象とし、アクリル樹脂板、ポリカーボネイト樹脂板などの 有機ガラスについては対象外です。

説明する会社員

旧JISでは、A法・B法どちらも満たす必要がありましたが、平成20年度にJISが改正され、A法・B法のいずれかをクリアすれば「飛散防止」適合と見なされるようになりました。しかし現在でも旧JISにならってA法・B法のどちらも求められるケースがあります。


※A法・B法・D1・D2について

・A法・・・台風やガス爆発などによる対策試験(衝撃破壊試験=ショットバッグ試験)

・B法・・・地震を想定した試験(層間変位試験)

ガラス飛散防止率は、95%以上(D1)とする。近年では特にB法を重視する傾向があります。

※旧JIS A5759の規定では層間変位試験を実施し、飛散防止率が95%以上を「飛散防止 D1」、85%以上を「飛散防止D2」として分類していました。
D1・D2と書かれていたらB法を満たしている商品であれば満たしています。

JIS規格によるガラス飛散防止試験についてご紹介いたします。

窓ガラスと子供

「ショットバッグ試験」は、人体衝突を模した試験で、45kgの重りを振り子式に自由落下させ、ガラスを破壊する試験です。
JIS規格によれば、飛散したガラスの大きな破片を10個選び出し、その総質量が80g以下で、かつ最大破片の1個の質量が55g以下でなければならないと規定されています。

「層間変位試験」は、地震を想定した試験であり、飛散したガラスの総質量を測定し、飛散防止率を求める試験です。JIS規格では、ガラス飛散防止率は95%以上と規定されています。


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