型板ガラス(凹凸ガラス)とは?
型板ガラス(JIS R 3203)

◆型板ガラスは、ロールアウト方式によって、ロールに彫刻された型模様をガラス面に熱簡転写して製造された片面に型模様のあるもので、光を拡散して視野を遮る機能(光を通しながら視線を遮る)を持っているが、日射の透過率などは、フロートガラス(透明平滑ガラス)とあまり変わりません。型模様には、梨目、霞 、石目などがあり、種類は厚さによって、2㎜、4㎜、6㎜に分けられています。
ロールアウト製法とは?
模様付きのロールと模様なしのロールの間にガラスの溶解生地を通して模様をつける製法です。ローラーとローラーの間をガラスが通る為、ガラスに模様がつきます。

◆一般的な型板ガラスは、外側(外貼り対応)から、若しくはガラスを反転して比較的平らな面にフィルムを貼り付けますが、凹凸面の裏側は、平面に見えてもガラスにゆがみがあるので、反射タイプや色つきフィルムの場合、そのゆがみを強調する場合があることに注意します。
※熱割れというリスクの観点から見るとリスクは少ないですが、ガラスフィルムに関してはいくつかの注意点などがあります。